72期 3年 山本燎矢

進路に迷っていた中学3年の秋、天高野球部の練習に見学に行き、その時目にした先輩方の活気溢れるプレーに憧れ天王寺高校を受験し野球部に入部しました。

 

決して順風満帆と言えるような2年半ではありませんでした。投手として入部したものの、なかなか自分の思うようなプレーが出来ず2年生の夏に野手に転向しましたが、その後も勝負所で打てないなどの苦しい時期が続きました。そんな中でも72期のみんなが支えてくれたので引退まで続けることが出来ました。

 

夏の大会で、保護者の方を始め、OBの方々、学校の先生、同級生などたくさんの方が応援に来て下さり「自分はたくさんの人に支えられて野球をしているんだ」と改めて感じました。あの日グラウンドから見た光景は一生忘れません。期待に応えることが出来ず、本当に申し訳ありませんでした。

後輩達には自分達の良かった部分だけを引き継ぎ、天高野球部をより良くしていって欲しいです。

 

最後まで上手くいかないことだらけの高校野球でしたが、天高で野球ができ、とても密度の濃い、充実した2年半を過ごすことが出来ました。

僕は天高野球部、高校野球からたくさんのものを貰いました。これからはそれを生かしていくだけではなく、天高野球部、高校野球に恩返し出来るように生きていきたいと思います。

 

熱心に指導して下さった先生方、色々な面で支えてくれた家族を始め、僕の高校野球に関わり、支えて下さった全ての皆さんには感謝の思いでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

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