73期 3年 生島愛子

まずはじめに、約2年半指導してくださった顧問の先生方、政先生、先輩方、ありがとうございました。そして、選手・マネージャーを1番近くで支えてくださった保護者の皆さん、ありがとうございました。

 

新チームが始動してから、練習試合では勝つことが出来ず、秋大でも悔しい思いをしました。その悔しさを晴らそうと、部員全員で長い冬を乗り越え、3月から始まる練習試合を心待ちにしていました。

「やっと3月になる!」そう思った頃に学校が休校に。部活ができない日が続きました。みんなに会いたくて、部活がしたくて、仕方なかったです。

その後休校が延長され、どんどん先が見えなくなっていました。このままどうなるんだろう、学校に行けるようになる日が来るんだろうか。自宅で過ごす毎日が不安でした。

そんな時に、夏の甲子園大会・地方大会の開催中止が発表されました。大阪府の独自大会が開催されるかどうかも分からない、今まで目指していた・憧れていた甲子園という場所に行けるチャンスがなくなった。「今までの2年間は何だったんだろう」そう思いました。

ですが、大阪府独自大会が開催されるかどうかはまだ未定であり、可能性はある。開催されることを願い、私たちは部活を続けることにしました。

その後分散登校が始まり、独自大会の開催も決定し、私たちは少しずつ元の生活に戻り始めました。

3ヶ月半ぶりにグラウンドに入った時、また部活が出来る、まだみんなと過ごせる。幸せでいっぱいでした。

 

私たちは誰も経験したことのないことを経験しました。この経験を通し、今まで当たり前であったことがどれほど有難いのか、どれほど幸せなのか。心の底から感じることが出来ました。

 

辛いことも苦しいこともたくさんありましたが、それ以上に楽しいことが多かったです。

最高の仲間に出会えて、天高野球部のマネージャーになれて、幸せな2年半でした。本当にありがとうございました。

 

最後に、私の大好きな歌詞を紹介したいとおもいます。

「君がいたから 君といたから

 どんな苦しみも乗り越えられた

 いつか全てを拾い集めて

 青春と呼べる日までゆこう」 

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