まず初めに、2年半常に一番近くで支えてくれた両親、野球の技術も全然で人間的にも足りないとこばかりの僕に指導をし続けてくださった先生方、最後まで声援を送ってくださったOB、OGの方々やその他の皆様本当にありがとうございました。
僕は投手リーダーとして1年間やってきて、上手くいかないことの方が多くて、チームに迷惑をかけてばかりで最後の試合も点を取られていくのをベンチで応援することしかできませんでした。本当はあそこでマウンドに立てる選手でありたかったし、もっと天高野球部のユニフォームを着て野球をしたかったです。そんな悔しい思いを抱えながら終わってしまいましたが僕は僕なりにこの2年半を全力でやり切ることができたので、これから先はこの経験を糧にして前を向いて頑張っていきたいと思います。
支えてもらってばかりで、目標でもあった後輩たちには、感謝の気持ちでいっぱいです。そんな後輩たちには何よりも野球を思いっきり楽しむ気持ちを大切にして残りの高校野球生活を全力で走り切ってほしいです。みんなの試合を声が枯れるまで応援できる日を楽しみにしています！
そして、今まで一緒に歩んできた76期のみんな本当にありがとう！みんなとは野球をしている時間だけでなくそれ以外の長い時間も一緒に過ごしてきて振り返れば数えきれないくらいたくさんの最高の思い出があります。しんどいときもみんなと一緒にいれば自然と笑顔になれて、76期じゃなかったら続けられなかったかもしれないくらい僕の心の支えになっていました。これから一緒に野球することはないかもしれないかもしれないけれど、一番の友達としてこれからもずっとそばにいてくれると嬉しいです。
最後の試合の最終回に僕は、高校野球というスポーツの素晴らしさと天高野球部の底力に触れることができました。誰一人として諦めずにチームを鼓舞する姿勢、そして今までの練習で培ったものを発揮する力、こんな素晴らしいチームの一員として共に戦えたことを心から誇りに思います。ほんとうにありがとうございました！