76期 3年 内田大智

2年半の高校野球
僕にとって、この2年半はあっという間に過ぎ去りました。

僕は野球素人の状態で野球部に入部しました。最初は練習について行けず、すぐに息が上がってしまい、楽しいとは思えず、ただただ耐えるだけの日々でした。
しかし、野球を中学校でしなかったことを後悔していたので、どれほど大変であろうとも、試合に出れるように頑張ろうと決めました。ただその道のりは厳しく、背番号がもらえなかったり、なんとかスタメンになっても実力が足りずスタメン落ちするを繰り返してました。
それでも最後は打てなかったものの、試合に出ることはできました。
諦めずに努力した結果だと自負しています。
しかし僕は野球のことに必死で大切なことを忘れていました。
それは毎日一緒に練習した仲間、支えてくれている家族、毎日朝から指導してくれている先生方、応援してくださった周りの人達を大事にできていなかったことです。周りを見ず自分のプレーだけに集中してチームのために行動できていませんでした。
ただ最後の試合だけは自分はやっとそれを自覚でき、人を応援してチームとして勝ちたいと思うことができました。これが最初からできていたら、もっといいプレーができていたと思います。中途半端な練習だと言われることもなく、チームメイトを愛しチームメイトからも愛されていたと思います。今となっては遅いことですが、高校野球は僕に大切な事を教えてくれました。これからは本当に大切なものを忘れずに過ごしていきたいです。
2年半とても楽しかったです。
76期内田

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