72期 3年 一ノ瀬直人

天王寺高校72期、一ノ瀬直人です。

まさか高校まで野球を続けるとは考えてませんでした。小学校、中学校ではただただ楽しくやっていた野球でした。

天王寺高校に入学し、ふと目についた野球部の練習風景は、今までに自分が見たことない世界でした。一球一球に真剣に思いを込め、ワンプレーを大切にする先輩方の姿に、気付けば魅了されていました。それはいつしか僕の憧れになっていました。

入部した日から、 どうすればもっと野球が上手くなるか、自分に足りないものはなんだろうか、と毎日野球のことばかり考える日々に変わりました。思いついたことはなんでもやってみました。

今回引退を迎えるにあたって自分自身は最高の形で野球をやり切りました。それは自分が弱音を吐いた時には鼓舞してくれたり、苦しいくて、野球から距離を置きたいと考えていた時に一緒に頑張ってこれた72期のみんながいてくれたからです。みんなに出会うことができて、僕は本当に幸せ者です。

また、ほとんどの試合に応援に来てくれた両親、僕をまるで自分の息子のように応援してくれた保護者のみなさん、黄色いご声援と、熱い激励をありがとうございました。

そんなこともありながら、最後に思うことは、本当に心の底から野球が楽しかった。僕をこんなに野球に熱くさせてくれて、ありがとう。僕自身としては満足していますが、チームとしては後悔が残ります。このメンバーでもっと野球がしたかったな。

後輩達には、努力を惜しむことなく、前に、前に突き進んで欲しいと思います。昨日の自分よりも上手くなってやるんだという貪欲な精神で野球と向き合ってください。

僕の野球人生に関わってくださった全ての方々に感謝し、いつか恩返しが出来るよう、次の夢に向かって進みます。

ありがとうございました!

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